最終更新日:2019年10月4日 | 公開日：2016年9月15日

犬や猫の平均寿命が数年で倍にまで！？ペットにも長寿祝いの波が来ています。

店長

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こんにちは。七〇屋でございます。

人間の平均寿命がどんどん延びているというニュースはよく耳にしますが、ペットで飼われている犬と猫もここ最近で大きく寿命が延びていることがわかったそうです。

東京農工大学と日本小動物獣医師会の調査によるもので、この調査は1990年、1994年、2002年と行われており、今年の2016年で4回目となります。最初に調査を行った1990年の平均寿命は犬が8.6歳、猫が5.1歳。2016年は平均寿命は犬が13.2歳、猫が11.9歳との調査結果ですので、20年あまりで犬が1.5倍、猫が2.3倍にも延びたことになります。

平均寿命が延びた背景として、動物たちのワクチンが普及したこと、動物病院（獣医師）の増加、室内飼いが増えて環境良くなったこと、エサの質が上がったこと等が挙げられています。

今回の調査で、ワクチン接種率は犬が約82％、猫が約54％とのことなので、同大の林谷秀樹准教授（獣医疫学）曰く、「ネコのワクチン接種率はまだ低く、寿命は延びる余地がある。飼い主もペットも高齢化するケースがますます増えるだろう」としています。犬の13.2歳となると、人間でいえば70歳超くらいでしょうか。（大型犬では90歳くらい？）高齢期は、犬も猫もだいたい7歳くらいといわれています。

わたしも犬と暮らしていますが、もはやペットの域を超えて家族同然の扱いです。飼っている方はお分かりかと思いますが、エサという表現ではなくごはんといいますもんね。

人間の長寿祝いでは「ちゃんちゃんこ」を着てお祝いをしますが、実は犬用のちゃんんちゃんこも売っているんですよ。当店も古希祝い用のちゃんちゃんこを販売していますが、オープン当初に届いた一通目のお問い合わせは「犬用のちゃんんちゃんこは取り扱っていますか？」という内容でした。

お父さんお母さんのお祝い同様に、ペットの長寿祝いも業界は盛り上がっているようですね！

ちなみに。世界一の長寿犬としてギネスに登録された犬は、オーストラリアの「ブルーイー（Bluey）」ちゃん（オーストラリアン・キャトル・ドッグ）でなんと29年160日。また、出生に関する書類を紛失したため、ギネスに公式で登録されなかった同じくオーストラリアの「マギー（Maggie）」ちゃん（牧畜犬オーストラリアン・ケルピー）は、推定30歳以上で、人間でいうと約170歳以上とも言われています。マギーは残念ながら今年の春に永眠しましたが、生前の動画は900万回以上も再生されています。日本では柴犬ミックスの「プースケ」ちゃんが26歳248日と長寿第1位とされています。

更に。
アニコム損害保険株式会社の調査結果によると、ペットの長寿ランキング、都道府県別の結果では、第1位が福井県、第2位が沖縄県、第3位が島根県の順でペットが長生きだそうです。人間でも福井県は男性で4位、沖縄県は女性で1位、島根県は女性で2位なので、人間の生活習慣がペットの健康や寿命にも少なからず影響しているのでしょうか。

ともあれ、親もペットも家族皆長生きしてほしいなと思います。